日本の端っこだけど、東・東南アジアの中心

日本の端っこだけど、東・東南アジアの中心。
それってどこ?
それは。沖縄です。
先日、某報道番組でこれからは沖縄の時代という趣旨の特集をやっていた。
沖縄は日本の南端だけど、東・東南アジアで考えると中心にある。これって今まで考えなかったというか、そういう発想がなかった。
確かに沖縄を中心に考えれば、アジアの主要都市までは同じような距離のところにある。
沖縄は物流の拠点(ハブ化)になりつつあり、魅力的な観光資源の宝庫がまだたくさんある。
沖縄本島が「物流」で、八重山宮古の離島が「観光」。
意外かもしれないけど、沖縄県に来る観光客うち、外国人の割合は約4%。
このことは初めて知ったけど、驚きだった。
外国人観光客はまだ沖縄の魅力を知らないのか?
僕は一度沖縄に行ったことがあるけど、すごく魅力を感じた。今でも手つかずの自然がたくさんある。百聞一見にしかずじゃないけど、一回行けばその魅力はわかるはず。
そのきっかけづくりを、沖縄が外国人観光客にアピールしていくことが必要なのかな。
また、それを受け入れる体制も必要。
ただ、観光客がたくさん来てしまって、僕が見た風景が変わってしまってほしくないというのもある。難しいね・・・
日本人なら沖縄に行くことはあっただろうけど、ドラマの「ちゅらさん」を見ていなければ沖縄本島ではなく離島に行きたいなんて思わなかっただろう。
離島は南の楽園だ。いやアジアの楽園だ。時の流れが違う。ゆっくりと流れる。
離島は自然だけでなく、時というのを忘れさせてくれる場所なのかもしれない。

(2008年12月 沖縄・小浜島)